行ってみたい場所、暮らしたい場所として人気が高まる糸島。
それもそのはず、糸島には豊かな自然があり、海産物や農産物が豊富で、サーフィンやハイキングスポットもあり、都市への交通アクセスが良く、質の高い生活を満喫できる条件が豊富に揃っています。

この糸島の魅力に惹かれて、クリエイティブな活動を行う人々も多く、陶芸や木工、染色など120を超えるクラフト作家たちが工房を構えています。また、小規模な農林漁業に従事する人が多いのも糸島の特徴のひとつで、直売所や直売イベントなど生産者から直接購入する場や機会も積極的に設けられています。
例えば、JA糸島が運営する「伊都菜彩」は、たくさんの生産者が持ち込む肉や魚、農作物、そして手作りの加工食品などを販売する直売所です。地域内外から多くの人が訪れる人気のスポットで、全国のJA直売所において日本一の売上を誇る直売所として知られています。また、冬期の漁業収入安定のために糸島漁業協同組合が導入した牡蠣の養殖とカキ小屋の運営は、今では国内外からたくさんの人が訪れる福岡の冬の風物詩で、観光にも一役買っています。

このように農業や漁業を核とした地域活性化に積極的な糸島は、自然環境をとても大切にしています。ここに暮らす人や関わる人は、この「美しい糸島」を自分たちのものだけで終わらせないためにも、地域へのリスペクトをそれぞれの行動に移しています。そして、この自然環境に関する価値観を共有し、大切にしてくれる人をあたたかく迎え入れてくれます。
ここに、地域の人たちが何よりも大切にしている「糸島の美しい自然」を守るために行われている活動を紹介します。1回だけの参加や、公式webサイトなどで公表されている日時に行くだけで参加できるものもあります。訪問地での行いが、みんなが感動する「美しい」を支える活動になる、そんなアクティビティも糸島での過ごし方の一つです。

ASCJ (Aloha Style Clean Japan) 糸島の海を守る会
「海で遊んだら、少しでも海にいいことして帰ろう!」2004年からビーチクリーンを中心に活動を行うNPO団体。みんなで力を合わせることを大切にし、糸島のきれいな海岸線を次の世代に残すために、誰もが気軽に参加できる機会を提供しています。原則、毎月最終日曜日の9時(夏場は7時)から、1時間程度のビーチクリーンを行なっています。帰省のたびに参加する人、近くにくらす外国人や家族連れなど、初めての人も含めて毎回20〜50名程が参加しています。場所や詳細は公式ページで公開されます。
・facebook公式ページ

NPO里浜つなぎ隊
サーフィンスポットでもあり、糸島市を代表する美しい海岸としても知られる「幣の浜」。農薬散布が中断された2010年頃からマツ枯れ被害が急増し、被害木が全て伐採されたことから景観も激変しました。これに移住者を中心とする地域の人々が立ち上がり、マツ枯れの感染拡大を防ぐためには人が手入れすることが必要だとして、草刈りや植林を行なっています。その活動は、地域の里浜を憩いの場として育てていくための再生事業にも広がっています。定期的に清掃活動が行われ、詳細は公式webサイトで告知されるので、誰もが参加することができます。
・公式webサイト

泉川はまぼうの会
野鳥が豊富で、絶滅の危険性がある貴重な植物であるハマボウの九州最大の群生地である泉川。糸島のシンボル的な川の原風景がある場所として散歩道が整備され、地域の人に大切にされています。夏に黄色の可憐な花を咲かせるハマボウが、今も群生して咲き続けるのは、市民ボランティア団体「泉川ハマボウの会」の活動の成果です。毎月末の日曜(夏は7時、冬は8時から)草刈りやゴミ拾いを行なっています。
・公式X
・泉川ハマボウ群生地(福岡県糸島市新田1083-1)

姉子の浜の鳴き砂を守る会
歩くと「キュッ」と砂が鳴いているような音がする鳴き砂がある浜、姉子の浜。きれいな浜にしか存在しない鳴き砂は、今では日本全国20カ所程にしかなく、とても貴重で美しい浜です。一時は鳴かなくなっていましたが、清掃活動など地域住民の懸命な努力により、再び鳴き始めるようになりました。この貴重な鳴き砂を後世に残すために地域で会を立ち上げ、当番制で清掃活動が行われています。
・姉子の浜(福岡県糸島市二丈鹿家)

伊都遊歩道クラブ
糸島の山は全て標高1,000m以下で、美しい景観を望むことができるスポットも多いため、初心者はもちろん、中級クラスのリピーターにも低山登山は人気です。そこで、糸島での登山を安全に楽しんでもらおうと有志が立ち上がり、糸島の11の山の登山道を定期的に点検し整備を行なっています。このクラブでは、仲間同士の登山を通じた交流も行なっており、新しい仲間も随時募集しています。
・糸島市広報誌:伊都遊歩道クラブ 紹介記事

また、糸島では年に一度、「地域の環境を守ろう」を合言葉に、糸島の市民・企業・行政が協力して海岸・河川などの一斉清掃を行う地域環境美化活動「ラブアース・クリーンアップ」を行っています(2025年は6月8日に開催予定)。








